タロット占い/占術

占いを最大限に活用するためには必要な考え方(捉え方)があり、これが出来てこそ日々の生活に占いを活かし、願望成就に向かうことができます。その必要な考え方とは『命・卜・相・医・山』という5つの考え方です。これは全ての土台となり、この中でも「医・山」を意識し、これが満たされている生活を心がけることがとても大切なことになります。「医」とは医学であり、現在では西洋医学と東洋医学の併用が意識されつつありますが病気に掛からない、病気に負けない体を作り、充実した寿命(健康寿命)を全うさせていく心がけだといえます。「山」とは養生ともいい、ラジオ体操やスポーツ、運動などを通して、心身ともに健康で晴れやかな気持ちで過ごせることを心がけていくことだといえます。パワーストーンや開運、呪い、げんかつぎ等もこの「山」に含まれていると捉えることもできます。つまり健康・寿命が全ての土台となり、健康でなければ前向きな考えになれず、長生きをしても健康でなければ行動が叶わないという考え方です。この「医・山」が整っているからこそ『命・卜・相』という占いを活用することで願望成就につなげていくことができるものだと考えます。

■タロット【卜占】

78枚のカードの中から、『今』を基本とした答えを導き出します。短期間の現状分析に強く、生年月日が必要の無い『卜占』と言われる鑑定方法です。タロットは「今」を考える、「今」を知る、「今」を変えるための道具です。これからの人生を自分らしく生きていくための方法を知る力強い杖となってくれます。

■四柱推命【命占】

全員が集団で生きていたとされる時代は、『卜占』で吉凶を見ていた。例えば、沢山獲物が捕れるのか、豊作になるのか、雨が降るのかなど集団としての関心ごとが中心であった時代は『亀卜』などと言われる、亀の甲羅を焼いて、そのひび割れの入り方で占う方法が一般的だった。では何故『命占』が出てきたのか。必要とされるようになったのか。それは集団の中に組織や仕組み、律令国家が出来上がる過程で、人々の上下関係が明確になってきた。「なぜ私はあの人の下なの」「私はあの人よりも優秀なはず」「羨ましい」「あの人を抜きたい」という人間同士の比較から他人との違いを意識するようになってきた。そして、その違いを考え出す占いが必要とされ、それが『命占』の始まりだとされている。
 しかし、まだまだ一般市民には必要がなく占いとして広まるには至っていなかった。例えば、易は周易として紀元前1000頃には使われていたわけだが、それが陰陽五行や相生相剋という捉え方、十干、十二支、九星をまとめて整合性がとられたのは、漢の時代(紀元前200頃)になってからだとされている。つまり、『命占』としての占いは漢の時代に完成したといういうことになる。

その後、宋の時代(1000年前後)に徐子平という人物がそれまでの三柱推命から現在の四柱推命につながる元型を作ったことが、占星術の付録程度の扱いでしかなかった四柱推命の流れを変えた。更に、明の時代(1300年頃)には四柱推命の出版物が大流行することにより、現在の四柱推命へと繋がってきている。

四柱推命は、生年月日と産まれた時刻から鑑定します。中国古来から万物は『木・火・土・金・水』五行の要素を持つと伝えられています。さらに万物は全てが『 陰・陽 』の性質を持つと言われ、それらは互いに生じ、剋し、増やし、減らし、バランスをとりながら世に存在しています。この五行を陰陽に分けたものが十干「甲(こう/きのえ)・乙(おつ/きのと) ・丙(へい/ひのえ)・丁(てい/ひのと)・戊(ぼ/つちのえ)・己(き/つちのと)・庚(こう/かのえ)・辛(しん/かのと)・壬(じん/みずのえ) ・癸(き/みずのと)」です。 この五行の要素と陰陽の理論を組み合わせたものが陰陽五行説であり、相生・相剋・十干・十二支・九星をまとめて整合性を作り、占いとして完成させたものが四柱推命である。

十干と十二支は中国天文学から生まれたもので季節や暦の元となっており、この十干と十二支を組み合わせたものが干支・六十干支といわれるもので四柱推命の基本です。 干支は年・月・日・時(刻)ごとに割り振られそれぞれ、年柱・月柱・日柱・時柱と呼ばれるので、4つの柱で運命をみていくので、『 四柱推命 』と呼ばれるようになりました。四柱推命は、万物の創造の元である五行と陰陽を重んじ、持って生まれたパワーをより良く使えるように調整し、運気の流れをつかみ、運気のパワーを積極的にとりいれることができる占術であるといわれています。

干支(えと)とは:干支の「干」は「十干」のことであり10種類、干支の「支」は「十二支」のことであり12種類あります。この十干と十二支を組み合わせたものが「干支」であり、十干の最初の「甲」と十二支の最初の「子」の組み合わせ「甲子」から始まり、60年で干支が一回りするため、60歳になることを還暦を迎えるといいます。

■数秘術

生年月日を基本とした「数字」から答えを導き出します。 今年のテーマや、今後の進むべき方向性、使命など、今年という枠組みから人生という大きなテーマまでを解りやすい内容で数字が語り掛けてくれます。数字には波動や振動がありそれぞれが絡み合って一つの意味合いを持っています。そして、毎年、毎月、人にはそれぞれのテーマがあり、そのテーマを把握することで進むべき方向性を見つける手助けとなります。

■家相・地相・方位・風水・九星気学【相占】

家相とは、新しい家に入居して直ぐに吉凶の現象が起こるというものでもありません。住んでいる人間に対して、長い年月に渡り少しずつ影響を与え、その吉凶は目に見えないうちに進んでいきます。現在住んでいる家に家相として良くない点があるなら、それはあなたに対して家からの「シグナル」だと受け止め、その内容を読み取ってみて下さい。仮に家相的に良くない家に住んでいると長い年月の間に様々なトラブルに悩まされることもあります。家は力を蓄える場所であり、ホームベースとして大切な空間です。居心地が悪いと感じる場合は、見直しの合図です。家相の力をうまく活用することができれば、自然と共生し、理想の家庭を、意識せずに築く事ができます。

九星・気学とは、生れた年月日の九星と干支、五行を組合わせた占術で、方位の吉凶を知るために使われることが多くあります。九星術を元に明治42年に園田真次郎が気学としてまとめたものと、それ以前の九星術と合わせて九星・気学と総称されます。九星はある決まった法則で各方位を巡回することになっており、生年月日によって定まる九星と十二支との関係で各方位の吉凶を鑑定します。生まれた年により定まる九星を本命星といい、五行の要素と時間軸(年・月・日・時間)を照らし合わせて、吉凶の判断で吉方位を導き出します。

相談事例

■個人 : 出会い・恋愛・結婚・離婚・不倫・ご近所トラブル・親戚問題・いじめ・不登校・うつ・健康・病気・依存症・食事指導・運動指導・就職・転職・開業・引越し・転居・新築・土地購入・方位・お墓の移転・墓じまい・祐気取り・吉方位の見つけ方・現状改善としての気の流れ・住まい選び・部屋の間取りチェック(住居、店舗)・浄化(住居、店舗)・神仏との向き合い方の基本作法・ラッキーアイテムの使い方

■法人 経営者 : 起業する時期・有効な事務所や土地の場所・借入と融資のタイミング・取引相手の選別・従業員の昇格・移転や支店増設の時期・短期目標から長期目標までの立て方・今後の方向性とビジョンの確認・今後を見据えた戦略の立て方・不祥事等の危機管理対策