こんにちは
夏の甲子園の出場校も全て決まり
これから本格的な夏!!
到来といった感じですね
この写真は
毎月恒例のお朔日参りの朝の住吉大社
7月30、31日、8月1日と
住吉祭りが行われていました
住吉祭は
大阪最後の夏祭りとして
大阪中をお祓いする
「お清め」の意味合いがあるようです
1日の朝ともなると
ゴミと異臭がエライことになっていますが(笑)
賑やかでいいですよね
神様も喜ばれている感じ
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そして今月も
初辰通信『価値観』を頂きましたので
ご紹介させていただきます
「拝啓
大暑の頃、境内では、早朝、
蝉時雨の大交響曲がながれています。
私は、このうるさく聞こえる蝉の声が
なんとも心地よく感じます。
藤沢周平の「蝉しぐれ」ではありませんが、
自然とお社が一つになっているような感覚を覚えます。
例年にない暑い日々が続く中でも、
欠かさずお参りを続けていただく皆様の姿に、
本当に頭が下がる思いです。
ここに来られる理由は、
人それぞれでしょうが、
皆様の思いが成就いたしますことを何よりも願っております。
八月も半ばになりますと、
自分の祖先のことを考える機会が増えてきます。
お盆が近くなると、
自分の生まれた場所へと帰っていく行動は、
今も昔も変わりません。
神道では、
亡くなっても、
御霊が思う場所へとこの時期、
帰ってくるという言い伝えが各地域に残っています。
これは、神道だけでなく、
仏教が日本に入ってきても変わらない、
日本人固有の死生観かもしれません。
ただ、現在、都市への一極集中のために、
長男長女であっても、
自分の故郷を出て、
都会に暮らしている人が、
故郷の親の介護や先祖のお墓をどうしようかと悩んでいる人が多く、
神社でも、
よく聞かれる質問です。
確かに、
都会で仕事を持ち、
家族と暮らせば
次第に故郷は遠ざかっていくでしょう。
父や母が元気なうちはいいですが、
次第に年齢を重ねると、
ほっとけないのが心情です。
こうした現実は、
日本という国が戦後、
取り残した大きな問題だと思います。
地方には仕事場が少なく、
若者は都会へと出てしまう一方、
地方は、過疎化の波で、
高齢化の波で、
高齢化社会がますます進んでいきました。
農業や漁業、
林業という第一次産業の担い手不足で、
日本の基幹産業は、
多くが輸入に頼らざるを得なくなってしまいました。
これは、
政治家の責任ではありません。
日本人自身が選んだ道だと思います。
高度経済成長を働き手として、
活躍した私たちの親の世代はまだ良かったかもしれません。
しかし、
昭和から平成へと進む中で
団塊の親の世代の高齢化で、
これからの将来をもう一度、
私たち一人ひとりが考えないといけない時期にきていると思います。
一方で、
情報化の波は、
地方にいても、
都会の仕事ができる時代になりつつあります。
食の充実で、農業もずいぶんと変わってきて、
若い担い手が徐々に参入していきているようです。
まさに、
戦後八十年を過ぎた今、
価値観の大転換の時期なのかもしれません。
いい大学をでて、
いい会社に進むと幸せになれるというかつての幻想は、
すべての人に共通した価値観ではなくなってきているのです。
まして、会社に入り、
定年を迎えても、
自分の人生は、まだまだ終わらないのです。
幸せのサイズは、
決して大きければいいというものではないはずです。
今こそ、
一人ひとりにあった将来図を作り上げなければならない時代がやってきたのです。
家族のこと、
両親のこと、
子供のこと等、
過去と未来の交差点に立って、
自分自身の足元をもう一度見つめ直す時間を持ちたいと思います。
まだまだ暑い日が続きますが、
お身体くれぐれもご自愛下さい。
平成29年八月吉日 初辰神主 川畑勝久拝
今月のお話の「価値観」
人生を進んでいく上での価値観
人の数だけ存在する価値観というものは
やっかいなもので
年齢を重ねるごとに固く凝り固まっていきます
よほどの事でもない限り
物の見方や捉え方というものは変えることが難しくなってきます
これでいい!!
という諦めや
新しい物を取り入れたくないという閉塞感が進むと
益々意固地になっていきます
こうなると
徐々に滞りが始まりますので
いつまでも知らない事への興味だけは持ち続けたいですね
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