(写真:稀勢の里寛 wikipediaページ)
大相撲の稀勢の里
13日から始まる夏場所を休場することが決まり
7場所連続での休場となった
こうなると
いつ「引退」なのかという話が進み
寂しい展開に流れていく
怪我の完治が進んでいない事による休場ということだが
ここまでくると
学校に行きたくない子が
朝起きると頭が痛くなる現象や
会社に行きたくない会社員が
通勤電車でお腹が痛くなるのと同じような事に
思われてしまう
武蔵丸以来18年ぶりの
日本人横綱誕生ということで
大いに盛り上がったというのに
何とも寂しいことだと思う
一体彼の現状はどうなのか
職業柄
大きなお世話と言われることを覚悟で
稀勢の里の現在の立ち位置を確認してみた
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まず横綱になった2017年
2017年度は2017年2月4日から
2018年2月3日までを1年としているので
横綱になった2017年の1月というのは
2016年度の最終月となります
来月の立春から
2017年に切り替わるタイミングが重なる月
彼は北東の位置に座位
陰陽の境目であり
表鬼門と言われる位置です
現状を変えるタイミング
見極めのタイミング
として
一つの節目を迎える年でした
頂上を目指し
昇りつめるには踏ん張りたいところ
ここで頑張ることで
現状を捨て
未来を変えることができる
そして見事18年ぶりの日本人横綱誕生となりました
2017年2月
横綱昇進の翌月から
彼は南に座位し
一番エネルギーが強い位置に移動し
人気の絶頂を迎えます
おてんとう様が自分の真上に来るわけですから
輝いている瞬間だ
ですが
真上から照らされると
頭のハゲも目立つのと同じように
裏の面も露呈する可能性を秘めている
彼の場合は怪我が露呈しましたね
おてんとう様の暑さが心地よいうちはいいのだが
暑い!!と感じだしてしまうと
人は日陰に行くもの
一旦日影が気持ちよくなると
なかなか暑い中に出て行こうとはしません
それが長く続く休場と重なります
そして2018年度
今年の2月4日からは
彼は北に座位
陥没の位置と言われ
真っ暗闇の中に入りました
時季とすると真冬の12月
ななかな光も当たらない時期となります
なら駄目じゃん!!
と言われそうだが
ここは我慢辛抱の位置であり
一歩一歩進めていくことが懸命です
冬にしかできない事
冬だから出来る事
それに目を向け一生懸命乗り切ることで
来年2019年度は
ようやく地面から芽が出てくる時期を迎える
受け身のエネルギーサイクルから
攻撃のエネルギーに変化する位置に座位します
裏鬼門といわれる
南西です
横綱昇進を確定させた年は
表鬼門でした
だとするなら
来年まで何とか
騙し騙しでもいいので
頑張っていけないものかと考えてしまう
そして
そのタイミングで復活優勝なのか
引退なのかの判断を下すのが
流れにそった動きだと思う
後は、この半年をどう過ごすのか!?
マスコミ対策はどうするのか!?
部屋としての方向性は!?
などなど自分一人だけで判断できない事も多く
部屋や講演会などとの意見のすり合わせが必要になってくる
では逆境を乗り越えるハートはあるのか!?
彼は
融通が利かない頑固者
過去からの染みついた経験を土台としていて
現状を中々変えられません
適当や曖昧・いい加減が許せない完璧主義者でもあります
完璧に治ってからでないと土俵には上がらない
無様な取り組みは見せられないという思いが
強いのでしょう
ですが内面は「ガラスの器」
誰よりも敏感で繊細な方のようです
些細な事を気にしたり執着したりしますので
逆境にさらされると精神的にかなり弱くなりそうです
ぶっきらぼうですから
難しい人と思われがちだが
気心が知れた人には
面倒見もよく信用もあることになります
復活するための実力は十分
後は、この半年間を乗り切るための
周りからの応援が彼を救う一番の鍵だと思う
一番辛いのは
稀勢の里本人
どうか周りからの追い込みに
負けることなく
完全復活を果たしてほしい
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