住吉大社の招福猫とは?その集め方とは?

今日から10月が始まり今年も残すところ3ヶ月

今朝は毎月恒例の住吉大社と氏神様である蒲田神社へのお朔日参り

招福猫であるにゃん様を今月もいただき

大にゃん様に向けて日々精進しております

招福猫とは?その集め方とは?

住吉大社の末社の一つ「楠珺社」で月の初めの辰の日「初辰日」に毎月授かる「招福猫」いわゆる招き猫です。

「楠珺社」ご祭神は宇迦魂命 (うがのみたまのみこと)商売発達・家内安全の神様として、現在では、大阪商人だけではなく、全国、海外の信仰を集めるまでになっているようです。この招き猫である「招福猫」、奇数月には左手招きの子猫を求め家内安全を祈り、偶数月には右手招きの子猫を求め商売繁盛を祈ります。月に一度の初辰日に子猫を集め、4年で四十八体が揃い、四十発達し、中猫一体と交換してくれます。さらに中猫二体と子猫四十八体を揃えると、十二年目に大猫1体と交換してくれます。そして左右手招きの大猫を揃えて二十四年で大願成就となる、壮大なお話です!!

超簡単に言うと、4年かけて子猫を48体集めると中猫1体と交換、更に4年かけて子猫を48体集め、子猫96体と2体目の中猫を交換、更に子猫を4年かけて48体集めると、子猫144体と大猫を交換してくれます!!この流れの倍である24年かけて大猫の左右が揃い、大願成就の満願となります!!

初辰音頭もあります

毎月 初めの 辰日に 福をもらいましょ まねき猫
左手招き 人招き 家内安全 身体健康
右手招きは お金招き 商売発達 社運隆昌
四十八個で 始終発達 夫婦円満 夫婦楠 心ほっこり 幾百年

歌えと言われても・・・歌えません

来月に神主様に聞いてみることにします・・・

そして今月も「楠珺社」でいただいた初辰通信をご紹介します

初辰通信 『言挙げ(ことあげ)』

拝啓 秋分の頃、随分と秋らしくなってまいりました。朝の出勤途中にみえる草木の朝露の景色、秋の夜長に、家の裏山で聞こえる虫の声などに、とても、心落ち着き、物思いにふける愁思の季節となりました。自分の五感を研ぎ澄まして、季節の変化に敏感でありたいものです。

しかし、世の中は、小さな自然の変化とはうらはらに、まさに混とんとしています。新聞では、外国の首相どうしが互いに汚い言葉を使って相手を罵っているのを読むと、小さな日本はこれからどういうふうに日本丸のかじ取りをしていけばいいのか不安になってきます。また、私には、まだ小さな子供がおりまして、教育、医療、保険など、子供の将来にも不安を抱かずにはいられません。政治家は、これからの日本の将来に希望を抱かせようと持論を展開していますが、自分の生活とあまりに距離を感じ、言葉が耳を通り過ぎて行ってしまいます。

ところで、神道では、昔から「言挙げ(ことあげ)せず」という大和言葉があります。意味は、自分が思っている意志や主張をはっきりと口にしないという意味です。「万葉集」の柿本朝臣人麻呂(かきのもとのあそんひとまろ)の歌に、次のようなものがあります。

葦原(あしはら)の 瑞穂(みずほ)の国は 神ながら 言挙げ(ことあげ)せぬ国 しかれども 言挙げぞ我(あ)がする 事辛(ことさき)く ま幸(さき)くませと つつみなく 辛(さき)くいまさば 荒磯波(ありそなみ) ありても見むと 百重波(ももへなみ) 千重波(ちへなみ)しきに 言挙げす我は

意味は、葦原の瑞穂の国(日本の美称)は、昔から、神様の御心のままに、言挙げしない国。しかし、言挙げを私はする。何事も順調にお元気でいらっしゃいと、また、つつがなくご無事であられたら、年月を経ても後に、お目に掛かりましょうと、百重波、千重波のようにしきりに私は言挙げします。

これは、おそらく、都を離れる時の惜別の歌か、それとも、外国への使者の送別の歌といわれています。このように、日本は、神様の御心のまま、出しゃばらないことが奥ゆかしい日本の美風であり、良い伝統だったのです。確かに、わたしも、父や母にそういう教えを受けた訳ではありませんが、武士道にも通じる心根として、自然とそれがいいと思って育ってきました。

ですが、黙っていることが良いことだという教えは、今の日本に、どれほど、しっかりと生きているのでしょうか。仕事でも、自分の姿勢を見てくれている上司や仲間が周りにいなければ、懸命に仕事に励んでも評価をしてくれない時代です。結果がすべての時代と言われますが、経過を知ってこその仕事でもあるのです。まして、そのような時代に進む子供たちに、黙っていても誰かが見てくれているよ、などという教えを説くのはたいへん難しい時代になっています。

私は、神主という立場を生活の糧にしている以上、神さまは、いつも自分の一挙手一投足を見ておられると感じています。ですから、言挙げせずという日本古来の美風を大事にしたいと思います。しかし、柿本人麻呂のように、時には、言挙げすることが必要な場面も必ず訪れると思います。生きづらい毎日の中で、自分が何を思い、何に悩んでいるのか、声を上げる支度を日ごろから心がけたいと思います。 初辰神主 川畑勝久拝

今月の初辰通信のテーマは「言挙げ」

初めて聞く言葉でしたが、自分が思っている意志や主張をはっきりと口にしないという意味であり、出しゃばらないことが奥ゆかしく美風だという日本古来の考え方です。全てにおいて、「言ったもん勝ち」「やったもん勝ち」の現代には取り入れたい考え方です・・・情報の垂れ流し、一方通行の情報をどれだけ取捨選択するかは受け取る側の経験と勘が必要です。「繋がり」や「共有」という言葉の裏に隠された「自己の優越感」満たされない思いを他社への奉仕へとシフトすることで満たされる魂・・・人の為、人の為、人の為と書いて「偽」となります。もっと自分の人生を貪欲に邁進していくのが人間であると考えます。その過程の姿に、人は感動を共有し、共感していくものではないでしょうか。不幸話を餌に人の共感を得る、自慢話を餌に人の注目を得る、毎日毎日人からの称賛と評価を気にして生きている現代のSNS時代。ほとほと嫌気がさしているのは私だけでしょうか・・・

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