今月の初辰通信【 川の流れ】

こんにちは

今日から7月!!

本格的な夏到来です。。。

ですが!!

今日から店内には涼しい空気が流れております(笑)

ようやくエアコンの取り付けが完了し

何とかスーパー猛暑には間に合いました(笑)

店内が涼しくなったからなのか

どうかは分りませんが

今日はとにかく忙しく

久しぶりのお客様から

初めて来ていただいたお客様まで

賑やかな一日となりました

皆様本当に有り難うございます

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そして今朝は毎月恒例のお朔日参りの日で

初辰通信『川の流れ』を頂きましたので

ご紹介させていただきます

「拝啓

梅雨の頃、蒸し暑い日々が続いています。

体調にご留意ください。

先日、関東の香取神宮・鹿島神宮にお参りをしてきました。

両社は、住吉大社と古くから関係があり、

以前から見学したいと思っていました。

霞ヶ浦という大きな湖に沿って鎮座する香取・鹿島神宮は、

とても立派な神社でした。

古来から、

これらの神社は、何年かの周期で、

建て替えをする(造替といいます)という伝統を継承しています。

欧米の寺院のように、

建造した古さに価値を置くだけでなく、

それを維持すること、

リフォームをして新しい魂を吹き込むことに重要性を感じていました。

これは、

日本に風土に適した考え方です。

ただ、住吉大社は、

豊臣秀吉の崇敬が大きかったのに対して、

香取・鹿島神宮は、徳川家康の影響があり、

四百年以上前の建造物でも、

東西で随分異なった雰囲気を感じました。

戦国時代という、

日本史の流れの中で、

戦いばかりをしていた印象ですが、

実際は、日本の寺社建築の多くが、

この時代に再建されているのです。

時代が、

彼ら武将を必要としたのでしょう。

目先の善悪で、

人間の価値を単純に決める事はできないのです。

時に、

皆様は、

誰かに必要とされていますか。

毎日の仕事の中で、

何のために仕事をされていますか。

食べていくためですが、

家族のためですが、

それとも自己実現の夢のためですか。

かつての日本人は、

理由はともかく、

敗戦の中から、ただひたすら、

坂の上の雲を目指して生きることに

日々格闘してきました。

一方、

現代は、食は満たされても、

心が疲れているのでしょうか、

前向きに生きる方法や人間関係の付き合い方の

ノウハウを説いた啓蒙書がちまたに氾濫しています。

わたしなどは、

どれを取ってみたらいいのか

悩むぐらいです。

何か、

日本人が小さな世界の評価ばかりを気にしすぎて、

ひ弱になったような、

とても内向きに感じます。

ただ、

私自身も、今の道が、

自分に適しているかどうかなんていう、

どうしょうもないことに悩みつつ、

足元ばかりを気にしすぎて、

足元にも頭上にも不思議なすばらしい世界が

広がっていることに気づかない、

余裕のない日々を過ごしています。

かつて、「方丈記」を書いた鴨長明は、

武士が台頭する中世の幕開けに、

人生を、川の流れに例えました。

行く川の流れは絶えずして、

しかも本の水にあらず。

淀みに浮かぶうたかたは、

かつ消えかつ結びて久しく

時代が経ち、現代に至り、

昭和を代表する美空ひばりは「川の流れのように」

という人生歌で感動を与えました。

知らず知らず 歩いてきた

細く長い この道

振り返れば 遥か遠く 故郷が見える

でこぼこ道や曲がりくねった道

地図さえない それもまた人生

ああ 川の流れのように

この歌詞のように、

自分自身がいったいどこにいるのか、

流れの激しい真っ只中にいるのか、

それとも淀みの中で悶々としているのか、

はたまた流れに抗うように、

必死で竿をさして、

進みたい場所に檝(かじ)をきろうとしているのか、

まさに、

人生とは、川の流れのようです。

明日、何が起きるか分らない不透明な時代です。

流れを正確に見極めて、

その準備をして生きるのも大切ですが、

流されて生きていくのも一つかなと思っています。

初辰神主 川畑勝久拝

 

この初辰通信というものは

楠珺社に今の神主様が来られてからの取り組みになりますが

今月のお言葉は深い!!

流されて生きるのも一つかな・・・

そうですね・・・

全ての事柄を先回り

失敗しないように

恥をかかないように

ケガをしないように

騙されないように

見透かされないように

馬鹿にされないように

遠回りしないように

喧嘩しないように

損をしないように

大事な事ではありますが

考えてみると息が詰まりそうですね

大きな人生という川

流れに身を任せて

進む方向性に委ねてみることで

ふっと肩の力が抜けますね

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